【♪どんなときも】素直シュール【♪男爵芋】
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:04:42.52 ID:Kyaeh6FsO
女「突然なんだが。」
男「ん?」
女「...。」
男「...。」
女「...。」
男「...。」
女「米。」
男「...。」
女「...。」

避難所: http://yy27.60.kg/surrealism/

まとめ:http://sur.ifdef.jp/
※リンクにある各サイトも必見です!

Wiki:http://www14.atwiki.jp/gaseousform/

うpろだ:http://hoteism-hack.hp.infoseek.co.jp/indez.html
絵を描いた人はここにうp!

ツイッター素直シュールBOT:http://twitter.com/surre_bot ←New!

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:06:23.08 ID:Kyaeh6FsO
素直シュールとは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%C7%C4%BE%A5%B7%A5%E5%A1%BC%A5%EB

ツンデレ
「別にあなたの事なんか好きじゃないんだから!
な、何笑ってるのよ!!本当だからね!」
素直クール
「君が好きだ。付き合ってくれないか?」
素直シュール
「米………そういえば君が好きだ」
【注意―Warning―】

ここは素直『シュール』スレです。
素直『クール』スレではありません。
書き込む際には確認をお願いします。

女「突然ですまないが君が好きだ」
男「実は俺も…」
女「あ、間違えた」
男「すk…え?」
女「みんなも誤爆には気をつけよう」



3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:07:07.93 ID:nqWfWy2l0
>>1魔王乙米

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:12:35.59 ID:nqWfWy2l0
女「……」
男「……」
女「男、飯が冷めるぞ」
男「……」
女「どうして食べないんだ」
男「……」
女「……」

女「し、しんでる」
男「生きとるわ」ムクッ
女「チッ」

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:16:00.62 ID:nqWfWy2l0
男「この傘はもう使えねえな」
女「でかい穴だな」
男「頑丈な傘だったが、穴が空いちゃおしまいだ」
女「何かに使えるかもしれんぞ」
男「例えば?」

女「敵側の中ボスが実の兄だったときとか」
男「何に使うんだよ」

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:19:21.18 ID:nqWfWy2l0
女「新聞紙を丸めて持つと強くなった気がする」
男「あるある」
女「今の私なら出来る。必ずたつ」

 コポポポポ

女「……」
男「……」
女「……」
男「たたねえな、茶柱」
女「……」
男「……」

女「三日前の新聞だから鮮度が……?」
男「いや、関係ないと思う」

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:26:52.52 ID:xJRPZQBz0
>>1
ヌルポッツ

8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:28:55.97 ID:bPpUiqx/0
>>1
もきん

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 22:41:40.36 ID:nqWfWy2l0
>>7
       _
┌――─┴┴─――┐
│ セルフサービス .│
└―――┬┬─――┘
        ││   ./
      ゛゛'゛'゛ /
         /
     | \/
     \ \
      \ノ

ガッ はセルフサービスになりました。

使用方法は以下のようになります
     ∧
  ガッ<  >_∧
= ()二)V`Д´)<ぬるぽ
    \ヽ ノ )
    ノ(○´ノ
   (_ノ(__)

尚、使用方法を誤ると、最悪の場合、命を落とす危険性がございますので、
初めてご使用される方は、各都道府県に設置してある専門の窓口にご相談下さい。

財団法人 全日本 ぬるぽガッ セルフ振興会

10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 23:05:18.73 ID:nqWfWy2l0
女「男、ついにこの日がやってきたぞ」
男「何が」
女「……何が、だと」
男「えっ、マジで分からん」
女「……」
男「……」
女「……」

男「ちょ、ちょっとごめん、今思い出してるから」
女「仕方ないやつめ。じゃあ一緒に思い出そう」

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 23:06:28.54 ID:eR5hlk2y0
>>1おtぐわなにをするやめろ

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 23:10:50.78 ID:nqWfWy2l0
男「あれ、今日って金曜じゃん」
女「……!」ドキッ
男「なあシュー」
女「あ、ああ」
男「忘れるところだったぜ。今日が金曜ってことは――」
女「くっ、もはやこれまで」

男「借りてたDVDを返却――」
女「そう! 私は某機関に雇われた敏腕エージェント志望……」
男「しなきゃ……」
女「……」
男「……」
女「……」

男「……エージェント?」
女「いや、エンシェントだ。うん、限りなくそっちに近い」

13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 23:17:16.51 ID:nqWfWy2l0
 ピンポーン

男「……」
男「……」

 ピンポーン

男「……」
男「……」
男「……」

 ピンポピンポピンポポポポポポポポ

男「……」
男「……」
男「……」

 prr prr prr

男「……」

 prr prr prr

男「……」
男「……」
男「……」

 ピー ッチッチッチッチッチッチッチッチ

男「?!」

14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 23:24:01.73 ID:nqWfWy2l0
>>13のつづき

女「よう、アフロマン」
男「……」
女「YO!」
男「……」



 以上

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 23:35:22.06 ID:oOb83/6H0
今帰ってきた米。
これから風呂に入る米。

16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/21(金) 23:59:43.01 ID:nqWfWy2l0
女「男、シューティングは得意か」
男「んー、まぁ割と」
女「ちょっと挑戦して欲しいシューティングがあるんだ。乗ってくれるか」
男「面白い。乗った」
女「よし、じゃあ現地までは私が運転するから、そこから先はお前に代わろう」
男「? どういうこと? どこに行くんだ?」

女「国道VIP号線」

17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 00:19:24.25 ID:ybjN+Ita0
ぺん回し

女「……」クルクル
男「……」
女「……」ポトッ
男「……」
女「……」

女「……」クルクル
男「……」
女「……」ポトッ
男「……」クルクルクルクル
女「!!」
男「~♪」

女「それどうやるんだ」
男「どう、ってこうだよこう」クルクル
女「こうか」クルクル
男「縦にまわした?!! それこそどうやってんの?!」
女「こうだよこう」クルクル

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 01:09:40.23 ID:MhxJvxPn0


19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 01:31:46.59 ID:ybih4UDwQ
田楽芋♪

20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 02:44:58.94 ID:3bnq2O5n0


21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 03:31:45.69 ID:wqzyrHPL0


22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 04:06:44.55 ID:09ldKdZv0
>>1
乙米

23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 04:28:23.61 ID:09ldKdZv0
女「恵方巻でポッキーゲームとかどうよ?」
男「どうよ、じゃねーよ。色気もなにもあったもんじゃねーよ。」

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 07:16:19.82 ID:09ldKdZv0


25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 07:33:38.88 ID:BlfLK/tQO
>23
だが少し待って欲しい。
ポッキーゲームによって向かい合った時点で
どちらか一方は恵方でなく凶方に向かう事になる。
それは既に恵方巻とは言えないのではないか。
政府はもっとアジアに目を向けるべきである。

26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 07:57:28.34 ID:ZikydBlA0
U字型で・・・ダメか

27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 08:47:26.49 ID:6oyvNJXe0


28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 10:19:34.63 ID:gNqh5sckO


29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 10:40:49.04 ID:EPo/Ctod0
保守米
穂酒米

30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 10:42:21.50 ID:cPt8J98kO
lw´‐ _‐ノv

31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 11:41:32.13 ID:ybjN+Ita0
男「シュー、お前の携帯変わってるな」
女「? いや、かなり前からこの携帯だ」
男「そうじゃなくて……。アンテナが左右に二本あるってすごく珍しいと思うぜ」
女「ああ、これか」
男「最近の携帯ってアンテナついてないし……ついてる奴でもTVの為に一本、とかじゃねえの?」
女「この携帯は電話とメールしか出来ないぞ」
男「えっ」
女「このアンテナはな……」スッ

男「……」
女「こういう風に、相手の後頭部に近づけて、写真をとるときに隣の人を鬼扱い出来るっていう」
男「小学生かよ」

32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 12:02:51.55 ID:ybjN+Ita0
女「ん、もうこんな時間か」
男「そうだな」
女「じゃあ私は帰るよ」
男「近くまで送るぞ」
女「いや、いい。今日の家はちょっと遠いから」
男「いやいや、だからこそ――」

 チーン

男「おっ、餅が焼けた」
女「……」ビクッ
男「おーしよし、良い焼き加減だ……」
女「……」ポタッ
男「……」
女「……」ポタ ポタ ポタタタタタ ダー
男「うわああああ涎がああああああああああ」
女「涙もあるよ」
男「食って良いよ! 一緒に食おう!」

33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 12:10:49.31 ID:ybjN+Ita0
女「いいか男、正しい餅の食べ方はな」
男「……」
女「まず一口噛みついて、餅を持つ手をさっと前に突き出す」
男「……」
女「すると――」バッ

男「おおおお、伸びる餅の上に虹がかかった!!」
女「十分に虹を堪能したら、そこで初めて噛み切って咀嚼する」モグモグ
男「俺もやってみよう……それっ」ニョイニョーン
女「?!」
男「おお、虹が二本かかった」
女「て、天才か」

34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 12:28:50.63 ID:ybjN+Ita0
女「よし! トランプタワー三段完成だ」
男「三段で喜び杉だろ」
女「三段作るまでに一度でも失敗したら男の頭を割るという自分ルールでやっていたからな」
男「なんで俺を巻き込むの?!」

35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 12:39:03.54 ID:ybjN+Ita0
医者「……」
男「……」
医者「……」
男「……先生、はっきり仰ってください」
医者「……」
男「シューは……シュールの容体は……!」
医者「……」

医者「健康です」
男「半年くらい入院させてくれええええええええ!!」
女「帰るぞ男」

36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 12:44:48.72 ID:ybjN+Ita0
ボーリングでストライクをとりたいです


男「……っせ!」 ガー

 ガシャーン

男「……8ピンか。嫌なとこが残ったな」

女「……」
女「……」
女「……それっ」 ガー

女「倒れろ!!」バッシャーン

 ゴトン←ボールが到達した音

女「よし!」
男「( ゚д゚ )」
女「どうだ男、これが実力の差だ」
男「( ゚д゚ )」

37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 13:46:56.79 ID:gNqh5sckO
バインドボイス【米】

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 14:27:34.87 ID:BlfLK/tQO
>33は光源を背にすると判りやすい。
これ豆餅な。

39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 15:27:14.81 ID:gNqh5sckO
男「うわああああ」ガバッ
女「…ん。どうした」
男「ゆ、夢か」
女「悪夢か。大丈夫か?」
男「お、おう。ふぅー」
女「…」
男「あ、朝起きると隣にいるはずのねえシューが寝てるんだ…マジ怖かった」
女「oh…」



40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 17:01:57.60 ID:3bnq2O5n0
ttp://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/source3/sur0025.jpg

41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 17:09:43.50 ID:gNqh5sckO
>>40
ワロタ

ホテル受付

男「すみません、今から明日の朝まで泊まれる部屋ってありますか」
女「何名様でいらっしゃいますか」
男「一人です」
女「お二人ですね。一室ございます」
男「ではそこをお願いしま…いや、一人です」
女「お二人ですね」
男「一人です」
女「ではベッドは一人用で」
男「そうですが泊まる人は一人です」
女「泊まる人は一人、ベッドは一つ」
男「はい」
女「あと、テロリストが一人」
男「…」
女「…」




42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 17:11:41.61 ID:6oyvNJXe0
.("'''ー-.,、_
 `、 f;;;;;;-ミェ、
   ` ;, `''、;;;;;ヽヽ、
.    ヽ  `'''-'' '-、
      "-,      `-、    ,,;;,
.        "-,       `-、.,;;;;;'
          `-,       ,;;;;;'、          _,__,,、_,,,_        ,iー--=,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,___     _,,...,
           ̄"y    ,;;;;;;'_` 、,,__,,,,,,,,ェ--y.''~, '`;-〒〒'i..ミ,_ __    i|               ̄フ"  "i
              "、, .,;;;;;'  =--ー‐`.、=--ー`'~ーlw´‐ _‐ノv.! .|~-i'-;,,i|!.rー-,,_          ./    j
              , '~''''''ヽ',      ヽ. ̄''''''''''' 'ー┴-┴-」,,,,,,,|,,|Ii|;)- ,>,,_~- ,,       ./      !
           ,,,,;;;;;,'、   .,,,,j j      .j                   .__ ~"'-ヲ'-,,  /       .,!
         ;;;;;;'''''''''~~!`''-.';;;;;,      .,'                , ';;;;;;ヽ     ~"         .,'
               ヽI ̄ ';;;;;,     ,.' __,,,,,,....,,,_           .,';;;;;;;;;;;;;j     r-ー―-,,,,,,,,   ,;'
                ~ ̄'';;;;,__;;;;;エ~.((~     ~"'''''-、,,,_     l;;;;;;;;;;;;,'      ~" - ,,   ~"'''-'ェ,
                   ';;;;' .,〆 ̄~~`ト 、         ~"''-,,,---`エ''ェェ、、,,,,,,,,,,,,,,,,...z--'-- _   '-,,
                      ` 、  ,ノ   ~.y_、       '-,,                ~ '-,,_ "- ,
              (  ヽ      .~'''''''ーー―ュz--ヲ-、          ~- ,_               ~ '- ,_~-,
      , ⌒ヽ    (     )                 ~'ヽ,,,_       ''-,._                ~"
.     (     '   (       ヽ⌒ヽ 、         (⌒ ⌒、~''- ,,       ~.- ,        (⌒、
     ゝ    `ヽ(             )   (⌒ 、 (     )   ~''-,, ゙'f:';;''''-,,エ,,,     (    ヽ
    (                        (     ヽ        ヽ    ~''- ,,`ー-;;;;__~''-,  (
.   (    (⌒                   (                        "-,,, ~''''''~ ''-,,
..                                                  ̄ ̄ ` - ,_   ~''ー,,,
.                                                         ~'''ー-= ,,,冫


43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 18:10:27.87 ID:gNqh5sckO
男「踏切の遮断機っつーの? あの棒あるじゃん」
女「ああ。あれ結構キツいぞ」
男「なんの話」

44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 19:13:36.95 ID:gNqh5sckO


45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 20:04:31.59 ID:6oyvNJXe0


46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 20:32:29.66 ID:ybjN+Ita0
>>40
〒が秀逸

47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 20:37:33.57 ID:ybjN+Ita0
男「……」
男「……」
男「……」チラッ


おとこ へ

 すこしのあいだでかけます ごはんはちゃんととるのよ
 かんせいひんの いのししを はなしておきます
 あたまが じゃくてんです


                            あなたのおよめさんより

男「……」
男「……」
男「……久々にあそこの店行ってみるか」


48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 20:57:35.67 ID:ybjN+Ita0
女「男、あそこの電柱を見てみろ」
男「……あ、傾いてる」
女「だろう。やはり傾いているだろう」
男「あぶねえな。たぶん昨日の地震か?」
女「おそらくな」
男「こういうのってどこに連絡すりゃいいんだろ。市役所か?」
女「ふふふふ」
男「……」ppp

女「そんなときこそこのわたs」
男「もしもし? VIP市役所ですか? 電柱が傾いてるんですが、どこに電話をしたらいいのやら」
女「……」
男「はい、はい、あーなるほど」
男「えーっと、では……」
男「……」
男「……」

男「あ、はい。すみません。なんでもないです」
男「はい。どうも傾いてたのは私達だったみたいです」
男「……」

49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 21:18:12.75 ID:6oyvNJXe0


50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 21:34:24.63 ID:ybjN+Ita0
男「うおおおおおおおおおおおお」バターン
女「どうした。騒々しい」ボリボリ
男「米齧ってる場合じゃねえ! 外みてみろ! やべえぞ!」
女「……」
女「!」

男「一面の銀世界!」
女「ん、ああ。なんだ雪か」
男「えっ」
女「……」
男「……」
男「……」


51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 21:54:33.37 ID:Oac6b4s/0
えっ

52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 22:01:04.31 ID:ybjN+Ita0
男「うおー、雪やべえ。積もってるよ」
女「昔は一人で雪合戦やったなぁ」
男「なにその寂しい記憶」
女「だが今はぶつける相手と、ぶつけてくる相手がいる」
男「えっ」
女「えっじゃない、雪合戦だ。やろう」
男「……」
女「……」
男「よし、やろうぜ」
女「そうこなくちゃな」

 ~二時間後~

女「よし」
女(あとは枝を指して、葉っぱをつければ……)
女「出来た。雪だるまの完成だ」
女(やはりある程度雪が積もったらこいつを作らんとな)
女(かまくらは……もう少し積もらないと難しいな)
女「ふぅ、部屋に戻ってお汁粉でも作るか」

53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 22:08:13.10 ID:ybjN+Ita0
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「男」
男「?」
女「もし私が残像だったらどうする」
男「え」

女「……」
男「……」
女「……」
男「本物を探す、かな」
女「……」
男「……」
女「じゃあ、もし本物だったら残像を探すか」
男「いや、探さねえよ」
女「……」
男「……」

女「……残像も愛して」
男「……」
女「……」
男「……」

54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 22:38:08.78 ID:ybjN+Ita0
男「おい、次の授業美術だぞ。美術室いくぞ」
女「……」
男「おい」
女「……」
男「シュー?」
女「男」
男「どうした。大丈夫か」

女「次の授業サボって、映画でも観に行かないか」
男「なんだよ急に」
女「いや、ふと思ったんだ」
男「?」
女「ドッジボールって、最初に考えたの誰なんだろう、って」
男「……」
女「……」
男「……」

55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 22:57:50.15 ID:Oac6b4s/0
>>52
男ェ…

56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:03:18.75 ID:C08GxO4z0
男「そろそろ寝るかー。」
女「そうだな。」
男「それにしても寒いよなー。」チラッ
女「そうだな。」
男「こんなに寒くちゃ寝られないよなー。」チラチラッ
女「…!そうか、暖めて欲しいんだな?」
男「!」
女「ほら、これをかぶるといい。」
男「えっ」
女「手編みの私だ。」
男「なにそれこわい。」

57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:11:57.42 ID:ybjN+Ita0
そろそろIDが変わる
連投するなら今のうち
3レスくらいにしようとしたら伸びに伸びた以下7レス

58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:12:37.02 ID:6oyvNJXe0


59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:12:50.02 ID:ybjN+Ita0
「という訳だ。犬って普段何を食わせれば良いのか、教えてくれ」
「……なんで電話せず直接来たの」
「シベリアが日本の土産に迷っていたから……あげた」

 一月も半ば。氷の矢のような雨が降る中、そいつは一匹の犬を抱いてやってきた。
 友人のシベリアが急な用事で帰省する為、普段餌をやっている犬を一匹面倒見てやって欲しいと言ってきたらしい。
 二つ返事で引き受けたこいつは、雨の降る中傘もささずにびしょ濡れだ。

「とりあえずあがれ。風呂が丁度準備できてっから、入れ」
「ありがとう。あとでお前の瞳に乾杯しよう」
「良い度胸だな」

 言いながら、タオルを投げて渡す。
 軽く水分を拭き取らせたら、そのまま風呂場まで直行させる。
 あとは脱いだあいつの衣類を洗濯機にぶちこみ、代えの服と下着を持ってくる。
 どうしてこんなものが常備されるようになったのか。

「……」

 改めて部屋を見渡すと、半分くらいがあいつの私物だった。
 随分と遠慮なく浸食されたものだ。
 情けなさが四分の一、嬉しさが四分の一、そして怖さが半分。
 風呂場に耳を傾けると、あいつの鼻歌に犬の鳴き声が合いの手として入っていた。

(別にびしょ濡れにならなくても入れてやったのに)

 濡れた衣服を洗濯機に入れる際に、既に一部が渇きかけていた事に気付いた。
 俺が普段風呂の準備を整わせる時間まで、外で待っていたに違いない。


60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:14:15.98 ID:ybjN+Ita0
 びしょ濡れの女と犬。
 丁度準備が出来ている風呂。外は雨。
 そこまで条件が整わなければ追い返す、そんな鬼に思われているのだろうか。

「湯加減はどうだー」
「多すぎるー」
「熱いかぬるいかだ馬鹿」
「……41℃くらい」
「お前すげえな!」

 言いながら、追加の野菜を刻む。
 鍋は良い。作るのも後片付けも簡単で、人数が増えても具材を追加すれば済む。
 なんとなく、今夜シューが来る予感はしていた。例年より冷え込むらしかったからだ。
 シューが来る日はどんな日か。大抵、窓の外を見たときに寂しくなる日だ。
 
(犬って何食うんだろう)

 確か、雑食に見えて意外と食べさせてはならないものが多い。
 切った野菜を鍋に流し込み、布巾で手を拭いてから隅にどけておいたノートPCの電源を入れる。
 助けて、僕らのグーグル先生。

「ねぎ類、細かい骨、イカ、エビ、タコ、カニ、塩分、砂糖、とうもろこし、ナッツ類、etcetc……」

 ドッグフード大安定。
 よく分からないもの食わせて体調崩させるよりは、市販のドッグフード投げとけって話だった。

「お先に」

 ワン。扉を開けて出てきたのは大量の湯気と女一人犬一匹。


61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:14:56.94 ID:ybjN+Ita0
「よくあったまったか」
「うん、存分に堪能した。お前も後で存分に堪能してくれ」

 下手に反応するのが悔しくて、大きめのタオルを持って手招きする。
 無言で手を出してくるシューの意図を汲み取った俺は、彼女に別のタオルを渡し、犬、シュー、俺の順番に座った。

「……」
「……」
「ワン」

 頭の良い犬だ、と思った。
 俺達のやりたい事を理解しているのか、シューに背を向けてぴんと座ったまま動かない。
 それをシューがタオルで優しく撫で、そのシューの髪の毛を俺が拭く。
 なんとも微笑ましい光景だ。

「……風呂場でもやりたかったな」

 ぼそりと呟くシューに、俺は「また今度な」と濁す。
 そこに犬の欠伸が続き、負けじとシューも欠伸を返し、二人は揃って振り向き俺を見る。

「……なんだよ。こっちみんな」
「なんでもない」
「ワフゥ」

 出来る訳ねえだろ。
 何モンだてめえら。

62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:15:44.10 ID:ybjN+Ita0
 その後、拭いても拭いても水が滴り落ちてくるシューの髪をドライヤーで一気に乾かし、
「もっとやれ」とせがむシューに御椀と箸を持たせて黙らせる。

「さて、もう良い頃加減だろう」
「良い匂いだな」

 蓋を開けると、湯気とだしの香りが一気に広がった。
 色とりどりの野菜が所せましと詰まっている。
 犬も行儀よく座っているように見えるが、尻尾は縦横無尽にお祭り騒ぎだ。

「はは、落ち着け落ち着け。お前には私お手製の米をやろう」

 シューも行儀よく座っているように見えるが、頭から生えた二本の毛の束が阿波踊りを踊っている。

「お前の髪器用だな」
「何がだ」

 無自覚らしい。

「……ワルツもいける」

 自覚あった。

「あ、一応聞いとくけど、」
「米」

 しめは雑炊。
 そんなやりとりを犬は首をせわしなく左右に動かして見守っている。
 しばらくすると疲れたのか、視線は鍋一点にしぼられた。

63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:16:01.38 ID:6oyvNJXe0
つ〒

64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:16:25.89 ID:ybjN+Ita0
「ほぉら米だぞぅ」
「……」

 くぅーん、と喉を鳴らし、「我輩、生米よりは炊いた米の方が好きなのだ」と主張する。
 
「男、こいつが食って良いのはどれだ」
「あー、無い」
「……」
「ネギ入れちゃったから、この鍋の中のものは無理だ」
「……米は良いのか」
「炊いたものを少しなら。与えすぎると肥満の原因になるらしい」

 しばらく呆然としていたシューは、自分の御椀に入っているご飯を四割程度残して一気にかっこみ、残りを犬の前に置いた。

「さあ食え」
「ワン」

 最初は出されたご飯の匂いを嗅いだり、俺達の視線を気にしていたようだったが、しばらくすると少しずつ食べ始めた。

「犬なんて何でも食えると思ってたが、そうでもないんだな」
「昔はそうだったろうけど、今の人の食いモンは味付けが濃すぎるらしい。こいつら基本的に塩も砂糖もほとんどいらないそうだ」
「……ごめん」

 突然謝ってくるシューに首を傾げていると、当の本人は皿に鍋の具をよそい、がつがつと食べ始めた。

「別に良いよ。俺犬嫌いじゃないから」
「……それもあったな。ごめん」

65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:17:12.48 ID:6oyvNJXe0


66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:17:14.04 ID:ybjN+Ita0
 いよいよ分からなくなり、何故シューが俺に謝っているのか考えていると、鍋の具がみるみるうちに消えていっているのに気付いた。まるで南米のアマゾンだ。

「ちょ、お前食い過ぎじゃね?!」
「限りある資源は大切に食い尽くさなければならない」
「これ四人分くらい作ったつもりなんだけど?!」
「量を増やすのは非効率的だ。味の質を落とすのが最も効率的だった」
「それだと食われるのが惜しくなくなるんだが?!」
「なら私より早く食うしかない」

 結局最後の雑炊を含めて、7割以上がシューの腹におさまった。
 遠慮なんて期待した俺が馬鹿だった。「それまでもっていかれたらオラ達の村がァ」「やかましい、誰のおかげでこの土地を使えると思ってやがる」。
 頭を抱える俺を嘲笑うかのように、シューは小山のような腹を抱えてその場に仰向けになった。

「ぇっぷ、ごちそうさま」
「……お粗末様」
「腹八分目が長生きの秘訣らしいぞ」
「黙れ!」

 洗い物をしている最中、「上にまたがって良いか?」と真顔で問うシューと、顔面蒼白で首と尻尾を壊れたメトロノームのように振る犬がやけに印象深かった。
 明日が休みな事もあり、恐らくドッグフードを買いに行く事になるだろう。
 というより、そもそもどれくらいの期間世話する事になるのだろうか。

「……おい、お座り」「ワン」
「お手」「ワン」
「蒸発」「ワ――」
「気化」「……」
「分裂」「ワン」「ワン」
「?!」


67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:18:07.75 ID:ybjN+Ita0
 洗い物を終え、こたつに入ろうとするとシューが中から出てきた。

「なにやってんの」
「いや、ふふっ。誰がこのこたつの主か、こいつに分からせてやろうと思ってな」
「俺だろ」

 若干不満そうな顔をしながらもぞもぞと顔をひっこめ、対面から顔を出すシュー。
 犬は俺の懐におさまり、顎をこたつの上に乗せている。

「シュー、こいついったいどれくらいの期間預かるんだ?」
「……」
「明日こいつのドッグフード買いに行く必要があると思うけど、どれくらい買えば良いのか――」
「チェンジ」

 唐突に言葉を遮り、犬と自分を交互に指差す。

「チェンジじゃねえよ。どれくらい面倒みる必要があんのよ」
「……今晩限りかな」

 ブラックホールのような目で冷笑するシューを見るや否や、犬は凄まじい速度で飛び退き、戦場に赴く主人を見る目でこたつの側面に座った。
 本当に賢い犬だ。まるで人の感情を読み取っているかのようだ。
 恐らくこの犬の面倒を見る事になるのは俺だろう。
 俺自身、この犬に若干の興味が湧いてきている事もあって明日からの生活が少し楽しみになってきた。
 
「ほーれ、レモンのスライスだぞ。ほーれ」

 そう、俺はシベリアが帰ってくるまでの間、尊い命を一つ、守らなければならないのだ。


 END

68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:21:20.44 ID:20F62drnP
          _____
         / ヽ____//
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69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:23:00.78 ID:3bnq2O5n0
ttp://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/source3/sur0026.jpg

70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:23:58.77 ID:ybjN+Ita0
>>69
新しい壁紙が増えたGS

71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:25:37.10 ID:6oyvNJXe0
>>69
閣下?www

72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:32:38.09 ID:gNqh5sckO
なんというGSの嵐

73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/22(土) 23:33:58.64 ID:3bnq2O5n0
>>67
GS
なにこの可愛い生き物二匹

74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 00:03:49.33 ID:ENJHpa170
女「男、大変だ」
男「なに」
女「買おうと思ってたゲームが発売延期に」
男「まじで」
女「だから卵買ってくるの忘れました」


75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 00:30:41.91 ID:dpQEp1NL0


76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 00:32:16.14 ID:ENJHpa170
 きゃー

男「……」ポリポリ
男「……」
男「……」ポリポリ

女「おい」
男「ん」
女「女が叫んでるんだぞ。なんで早くこない」
男「だって棒読みだとやる気でなくて……」
女「……」
男「じゃあ、俺が『ぎゃー(ぼうよみ』って言ったらお前くるか?」
女「ああ、即座にかけつける」
男「まじかよ」

女「教えてやるさ、本当の叫び声のあげ方をな」
男「なにそのポーズ」
女「荒ぶる鷹」

77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 00:34:08.67 ID:dpQEp1NL0
 ヘ○ヘ
   |∧    荒ぶる鷹のポーズ!
  /

78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 01:46:38.70 ID:ENJHpa170
 ヘ○ヘ
   |∧    ……!
  /


79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 01:48:08.50 ID:ENJHpa170
避難所よりお手紙です

852 名前:以下、名無しにかわりましてシュールにお送りします :11/01/23 01:18:37 ID:HllJL69H
おとうさん おとうさん 長編とイラストが GSなんだよ

80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 02:36:12.38 ID:ENJHpa170
女「……蜜柑全滅を確認!」
男「お前食い過ぎ」
女「いや、畑の方だ」
男「食い過ぎっつってんだろ!!!」
女「普通は何かしらの災害を想像するものだが」
男「全部お前が食ったんだろう?」
女「残念ながら正解だ」

81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 04:47:31.76 ID:e1YD57np0
米神様

82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 07:50:24.69 ID:BxECwIF+O


83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 09:31:47.82 ID:BxECwIF+O


84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 09:53:06.77 ID:q8fnOIC+0


85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 10:31:37.96 ID:q8fnOIC+0


86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 10:49:43.16 ID:ENJHpa170



87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 11:20:50.28 ID:ENJHpa170
男「……」ペラ
女「……」
男「……」ペラリ
女「……男」
男「んー」ペラ
女「さっきから人のスカートの中をちらちらと」
男「本のページめくってる音だろ?!」
女「HAHAHA]

男「……」ペラ
女「推理小説か」
男「おう。なんかここまでの段階で頭の良い奴は犯人が分かるとか書いてあるんだが、さっぱり分からん」
女「ああ、あるな。読者への挑戦とでも言うか」
男「こういう事書かれると、意地でも犯人突き止めてから続きを読みたい」
女「……」

女「犯人はそのメイドだと思うぞ」
男「……お前後ろから読んでたのかよ。でもこのメイド、アリバイがあるし動機はねえぞ」
女「ああ、でも他の奴らは全員アリバイが無くて動機はあるだろう」
男「……!」

88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 11:24:58.27 ID:ENJHpa170
男「シュー、踊る大放火線の3観た?」
女「観てない」
男「シューもか……」
女「1と2ならお前とテレビで観た」
男「3、絶対観ようと思ってたんだが、気が付いたら放映終わってたんだよね」
女「そのうちテレビでやるさ」
男「うーん、まぁそうだろうけど」

女「どうしても気になるんだったら、私が紙芝居でもしてやろうか」
男「いや、遠慮しとく」
女「なぜだ」
男「やっぱテレビ待つよ」
女「答えになってないだろ。なぜ紙芝居はアウトなんだ」
男「ど、動画で観たくて……」
女「じゃあ語りで良いか。むかーしむかし、あるところに」
男「やめろおおおおおお」

89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 12:22:55.46 ID:Uz/BKjpy0
ttp://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/source3/sur0027.jpg

90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 12:28:52.32 ID:BxECwIF+O
GS

昔捨てるカーテンで似たような事したな
マントみたいで、子供心に格好良いと思わざるを得なかった

91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 12:33:51.01 ID:ENJHpa170
>>89
シューってもしかして僕っ娘もいけるのか……?
いや、俺は一つの可能性を示唆しただけであって

92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 12:54:20.84 ID:BxECwIF+O
僕っ娘の場合


女「…」
男「…」
女「…」
男「…」
女「…米」
男「…」



ありだな

93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 13:41:11.22 ID:D6sHifWO0
GSと言わざるをえない


94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 13:43:54.28 ID:Uz/BKjpy0
僕っ娘は大好きな属性だけどそれ混ぜると素直シュールから
新ジャンル「僕っ娘シュール」になりかねないという危惧が
決して悪い・いけないという訳ではないけど個人的にはちょっと躊躇う

95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 14:10:47.02 ID:BxECwIF+O
男「…」
女「…ふぃぃ。おっ、おかえり男」ホカホカ
男「…」
女「?」テカテカ
男「な、なに勝手に人ン家でひとっ風呂浴びてんの…」
女「何を言う。ここは僕の風呂だぞ」
男「えっ」
女「昨日僕の自家製パトリオットミサイルと交換しただろう? 交渉は成立したはずだ」
男「なん…だと…。全く記憶にねえぞ?!」
女「ははっ、この忘れんぼさんめ」
男「…いつ頃? 何時くらい?」
女「うーん、昨日っていうか、正確には今日かな」



一人称を僕にするだけだろ? とか思ってたらかなり影響力が



96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 15:24:09.63 ID:BxECwIF+O
女「…」
男「…」
女「アテンションプリーズ、アテンションプリーズ」
男「…」
女「アテンションプリーズ、アテンションプリーズ」
男「…背中に乗って何か呟くのやめてくれ」
女「…」
男「…」
女「まもなく当機は離陸します」ボソッ
男「やめろおおおおおおお」ガタガタガタ



97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 15:44:05.79 ID:ej7FoSmB0
そして空を飛ぶ男の家

98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 16:11:18.58 ID:k19XWh08O
>95
良いね、ヴェリッシモ(とても)良い。
僕のパトリオットミサイル
を下のアレと誤認したのは秘密な

>96
>男「やめろおおおおおおお」ガタガタガタ
乱気流ですねわかります

99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 17:06:43.53 ID:ej7FoSmB0
もふり

100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 17:56:12.13 ID:lr6xqKUX0
女「私もついに僕っ娘デビューか…」
男「おい」
女「ん、僕に何か用でもあるのか?」
男「…いや」
女「変な男だな。それでも私の相方か?」
男「おい」
女「男は僕の相方だろう?」
男「…ああ、そうだな」
女「男は私の相方じゃなかったというのか!!」ガタタッ
男「なんだこいつ」

101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 18:00:46.47 ID:BxECwIF+O
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」

102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 18:31:22.31 ID:q8fnOIC+0


103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 19:16:03.88 ID:lr6xqKUX0
女「今日の晩飯はスーパーのコロッケか。」
男「ああ。でもうまいぞ。」
女「そうだな。私が作ったから当然だな。」
男「あれ、スーパーでバイトしてたっけ。」
女「ああ。」
男「でもスーパーのって冷凍の材料揚げるだけなんだよな?」
女「そうだな。だが私の工場で作ったものを使ってるからな。」
男「あれ。工場持ってたっけ。」
女「ああ。」
男「食品扱うとなると生産者から買うのも大変そうだよな。」
女「そうだな。だが私の畑で作ったものを使ってるからな。」
男「あれ。畑持ってたっけ。」
女「ああ。男の家の地下にな。」
男「まじか。」

104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:04:15.39 ID:BxECwIF+O
ジャガ芋の蔓で男の家が

105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:06:38.27 ID:ej7FoSmB0
発電機を回すのはネコ

106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:12:09.01 ID:lr6xqKUX0
男「あれ。なんか部屋の電灯が明るくなってね?」
女「む。停電か。」
男「なんで停電だと明るくなるんだ。」
女「非常用電力に切り替わったんだ。外を見てみろ。」
男「おお真っ暗だ。にしてもいつのまにそんな装置を。」
女「なに、ちょっとこの前捕獲したネコをだな。」
男「え。何してんのってなんかどんどん明るくなってるんだが。」
女「いかん。オーバーヒートしてしまうぞ。ちょっと止めてくる!」
男「おい!なんだその素敵エレベーターは!」

107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:32:37.98 ID:BxECwIF+O
チ゚フ<やれやれなのだ

108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:55:31.10 ID:lr6xqKUX0
女「……」フヨフヨ
男「……」
女「……」フヨフヨ
男「あ、醤油とってくれ。」
女「ああ。」フヨフヨ
男「おっとこぼしちまった。何か拭くもんない?」
女「ないな。とってくるぞ。」フヨフヨ
男「悪いな。サンキュ。」
女「男、自分で動こうとは思わないのか?」フヨフヨ
男「部屋が米に埋もれて動けなくなったと思ったら
 唐突にお前が浮き始めるからだろう。」
女「動こうという意志が足りないから飛べないんだ。
 ネコを見ろ。立派に飛んでるだろう?」フヨフヨ
ネコ「ワン!」バッサバッサ
男「……」
女「よしよし、お疲れ様。」
男「犬掴んで飛べる鳥なんてこの辺にいたんだな…」
女「君はお隣の山田さんのことを忘れたっていうのか!」
男「誰だ!」

109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 21:20:01.68 ID:k19XWh08O
忘れたのか?!恩知らずめ!!

110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 21:34:14.02 ID:ENJHpa170
今帰宅GS

111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 21:50:37.67 ID:ENJHpa170
男「……」
チ゚フ「……」
男「お手!」
チ゚フ「ワン」トン
男「……おかわり!」
チ゚フ「ワン」トン
男「伏せ!」
チ゚フ「ワン!」バッ
男「……よし」
チ゚フ「ワン!」パタパタ

男「シュー、こいつよく躾けられてるな」
女「私は何もしてないぞ」
男「んな訳あるか、みろこのピンと伸びた背を」
女「……っと、餌の時間か」
男「普段何やってるんだ?」
女「男、外に出してやってくれ」
男「お前鬼かよ!!」
女「いつなんどき私に何があるか分からんからな」ゴロゴロ

112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 21:53:34.90 ID:lr6xqKUX0
女「すーなおしゅーるー」
男「……」
女「るるるるーるーるーるーるーるーるーるー」
男「……」
女「るるるるーるーるーるーるーるーるー」
男「……」
女「男がー聞き耳をー立てているー」
男「……」
女「違うー俺はー目で訴えてるだけだー」
男「……」
女「なんでーそんなー歌いーながらー」
男「……」
女「おっと放送禁止用語だ。」
男「…そうか。」

113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 22:02:35.21 ID:ENJHpa170
男「そんな事より野球しようぜ!」
女「断る」
男「……」
女「……」
男「ノリわりぃな」
女「今日は体調があまり、な」
男「……」
女「……」

男「あー、はいはいはい。なーるほど。そういう事か」
女「ふふ、私だって女の子だ」
男「おう」
女「明日着る服で一晩悩んで寝不足になることくらいある」
男「……え?」
女「……」
男「……」
女「……なんだ。私が服で悩んじゃ駄目か」
男「いや、それ鎧じゃん」

女「……」
男「……」
女「……男の子って、こういうの好きだろ?」
男「いや、まぁ」
女「……」
男「うん……」

114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 22:33:58.45 ID:ENJHpa170
女「ほら男、通販で買ったおっぱいマウスパッドだ」
男「……なんでお前の顔がついてんの」
女「見知らぬ女の顔がついていたら不安でマウスが動かせないだろう」
男「んな事はないけど」
女「とにかく、これは案外実用的なのだ。手首を疲労から解放してくれるらしいぞ」
男「……遠慮しとく」
女「なんだ。せっかく買ってやったと言うのに。試すくらいしてくれ」
男「……あのな、シュー」
女「ええい、まどろっこしい!」
男「ちょ、待て……!」

女「本物が良いならそう言え!!」
先生「うるさいぞそこ!! 今は授業中だ!!」
女「すみません!!」

115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 22:38:19.08 ID:Uz/BKjpy0
なんという素直さwww

116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 23:07:41.34 ID:q8fnOIC+0


117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 23:33:48.30 ID:ENJHpa170
女「……」
先生「……」
女「……」
先生「……」
女「……」
先生「素直、もう少しやる気はでんのかね。肘をついて……」
女「……左手は」
先生「……」
女「添えるだけ」
先生「……」


118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 23:59:03.97 ID:ENJHpa170


119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 00:35:04.76 ID:8pWrr05Z0
男「うわああああああああああ! 明日までのレポートが終わらん!」
女「私のと半分こしよう」
男「ありがとう! でもごめん!!」

120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 01:08:38.21 ID:3Rxh+WNC0



121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 01:41:19.92 ID:8pWrr05Z0
女「お前、私の下着が落ちてたらどうする?」
男「そりゃ拾ってお前に届けるよ」
女「本当だな」
男「おう」
女「ちょっときてくれ。私じゃ拾えないところに墜落してしまったんだ」
男「やめろ手をひっぱるなよせかんべんしてくれだししゃほえいhが「

122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 01:41:56.63 ID:3Rxh+WNC0
じゃあかわりに俺が・・・