【あなたのハートに】素直シュール【兵糧攻め】

1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:00:20.41 ID:6Jw55mF60

女「突然なんだが。」
男「ん？」
女「･･･。」
男「･･･。」
女「･･･。」
男「･･･。」
女「米。」
男「･･･。」
女「･･･。」

避難所： http://yy27.60.kg/surrealism/

まとめ：http://sur.ifdef.jp/
※リンクにある各サイトも必見です！

Ｗｉｋｉ：http://www14.atwiki.jp/gaseousform/

うｐろだ：http://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/upup2.html
絵を描いた人はここにうｐ！

ツイッター素直シュールBOT：http://twitter.com/surre_bot

2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:00:42.32 ID:6Jw55mF60

素直シュールとは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%C7%C4%BE%A5%B7%A5%E5%A1%BC%A5%EB

ツンデレ
「別にあなたの事なんか好きじゃないんだから！
な、何笑ってるのよ！！本当だからね！」
素直クール
「君が好きだ。付き合ってくれないか？」
素直シュール
「米………そういえば君が好きだ」

【注意―Warning―】

ここは素直『シュール』スレです。
素直『クール』スレではありません。
書き込む際には確認をお願いします。

女「突然ですまないが君が好きだ」
男「実は俺も…」
女「あ、間違えた」
男「すｋ…え？」
女「みんなも誤爆には気をつけよう」

3 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:03:57.26 ID:6Jw55mF60

女「おはよう男、一緒に学校へ行こう」
男「もう節分は終わったぞ」
女「すまない、私も好きで鬼の仮面を付けてる訳じゃないんだ」
男「……」

女「昨日、家でムカ……いや、化け猪が出てな」
男「ムカデだろ。なんでちょっと誇張したの」
女「家から追い出したくて、威嚇のつもりで仮面を被ったら取れなくなったんだ」
男「……」
女「今なら黒飴マンの気持ちが分かる」
男「元に戻らないんです」
女「知らん」
男「……」
女「……」

男「それで、ムカデは退治できたのか」
女「今回の件で私の覇気の無さを認識した。私に相手をびびらせる力は無かったのだ」
男「……まだいるのか」
女「食った」
男「……」
女「食った」
男「……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:07:06.42 ID:6Jw55mF60

女「ちょっとコンビニ寄って良いか」
男「良いぜ」
女「すまん」

　――

女「待たせたな」
男「……傘？」
女「ああ。家にある傘は皆壊れてしまってな。まだ修理出来てないんだ」
男「傘とパラシュートは違うって何度言ったか」
女「さあ行こう。遅刻してしまう」

男「でも何で今？　今日は超快晴だぞ」
女「だからだ。あいあい傘ならぬ、あいあい日傘を試したくて」
男「……お前な。あいあい傘なんてもんは雨で視界が悪いのと、あと雨音があるから出来るようなもんなんだぞ」
女「シャイボーイめ」
男「日傘ってだけで目立つのに、あいあい日傘なんざできるか！」

女「じゃあ、どっちかが上でも良い！　お前が好きな方選んで良いから！」
男「……上？　上ってなんだよ」
女「試しに私が上に行こう。お前は傘をくるくる回すんだ。その上で私が走るから」
男「やめてくださいちこくしてしまいます」

5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:09:42.74 ID:6Jw55mF60

男「あーっぢぃぃぇあ」
女「うだるような、とはこのことだな」
男「お前結構平気そうだけど」
女「そんな事はない。汗だくだ」
男「……」
男「あ、そこの木陰のベンチで休まないか。飲み物買ってくる」
女「……」ｺｸﾘ
男「何が良い？」
女「玉露」
男「『おーい渋茶』な！　ちょっと行って来る」
女『……」

　――

女「涼しいな」ｽﾞｽﾞｽﾞ
男「お、おう」ｽﾞｽﾞ
男（やべえええええシューの汗のにほひが普段のシューのかほりと合わさって最強に……）
女「少し休んだら行くか、天竺」
男「？！　そんな壮大な旅路だっけ。ただの帰路だった気がする」
女「いつか攻め入りたいな……天竺」
男「しかも邪（よこしま）だよ！」
男（今はこの至福のときを噛み締めよう）
女「……天竺はもっと涼しいのかな」ｽﾞｽﾞｽﾞ
男「……」

6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:13:01.46 ID:dmCVdeTKO

いちおつＧＳ

7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:21:11.71 ID:6Jw55mF60

男「もしもし」
男「？」
男「水道が止まった？！」
男「工事で？　この時期に？」
男「分かったぜ。うん、うん。了解」

　――

　ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
女「……よう」
男「よくきたな」
女「頼む、シャワーを浴びさせてくれ」
男「このクソ暑い中よくもまぁそんな長いスカートで来たな」
女「これ、ミニだぞ」ﾄﾞﾛｯ
男「……？」

女「まぁそんな事はどうでも良い」
男「ちょっと待って、ちょ」
女「早く頭を冷やさせろ！！　婚姻届をFAXでエンドレスするぞ！」
男「やめて繋げて筒にして無限ループさせるのやめて」

8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:22:42.48 ID:+jY5GwU5O

いちもつＧＳ

9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:25:11.03 ID:+jY5GwU5O

ｸﾞﾗｸﾞﾗ
男「わ、地震でかいぞ！！」
女「破ッ！」
男「な…地震がおさまった…」
女「…」
男「すげぇ…」

10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:28:15.41 ID:+jY5GwU5O

男「今回の台風はでかいな…」ｻﾞｰｻﾞｰ
女「ちょっと田んぼ見てくる。なに、すぐ戻ってくるさ…」
男「いてら～」

11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:33:10.63 ID:6Jw55mF60

女「男、すまんが筆箱を忘れてしまった」
男「シャーペン一本と消しゴムなら貸してやろう」
女「助かる」
男「昨日は課題出たからな。机の上に置きっぱなしか」
女「恐らく」
男「俺も経験あるよ。それも何度か」
女「ははは」

　――

男「……」ｶﾞﾁｬ
男「ただいま、っと」ﾄﾞｻｯ
男「……」
男「……」

男「……なんで俺の机の上に」
男「……」
男「……」

12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:40:26.20 ID:6Jw55mF60

　幼稚園

先生「シュールちゃん、部屋の隅っこで何してるのかなー？」
女「……」
先生「……」
女「……」
先生「？」
女「人生設計」
先生「？！」

女「とりあえずここを卒園したところまで考えた」
先生「……うわ、す、凄いなぁシュールちゃん。先生にも聞かせてくれるかな？」
女「あと三年で卒園だから、あと二年以内に教える立場につく。それから」
先生「シュールちゃん？」

13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:45:15.85 ID:+jY5GwU5O

幼稚園児シューはどうしても「はなまる幼稚園」のヒーちゃんのイメージになってしまうＧＳ

14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:49:22.62 ID:dmCVdeTKO

見た目もイメージと重なる

15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:51:42.47 ID:+jY5GwU5O

女「ちょっとコンビニ行ってくる」ﾄﾞﾙﾝﾄﾞﾙﾝ
男「なにこのハーレー。ちょい悪オヤジのつもりか？」
女「近いが違う。超ワルオヤジからパクってきた…じゃあな。ウヒョヒョー」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
男「おい…新ジャンル「超ワルオヤジ」なんて覚えてるやついるのか…」

16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 22:59:01.11 ID:+jY5GwU5O

女「おい山田」
男「山田って誰だよ」
女「あぁ済まん…この世界では「男」と名乗ってたな…ククク」
男「はい、えぇ、黄色い救急車を至急…」

17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 23:01:10.69 ID:6Jw55mF60

　『ラスト一個のハーゲソダッツ』

男「……」
女「……」
男「……」
女「……」

男「シュー」
女「五割」
男「……」
女「……」
男（これ、俺が買った奴じゃなかったっけ）
女「……」

男「はぁ。まぁいいか。じゃあ半分こしようぜ」
女「？　なぜ」
男「半分こだろ？」
女「ああ。今から戦争が勃発する確率の事だ」
男「奪い合い？！　俺のなのに？！」
女「だからこそだ。奥義、逆口移し！！」

18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 23:09:09.99 ID:6Jw55mF60

lw´‐ _‐ﾉv

19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 23:15:27.46 ID:6Jw55mF60

女「酸素ボンベを改造して、中にスポーツドリンクを入れてみた」
男「つまり、吸うだけで水分が補給できる、と」
女「難しかったぞ。一度溺れ死ぬかと思った」
男「おいおい」
女「ここのバルブを開くと、自動でスポーツドリンクが流れる」
男「うん」

女「こっちのバルブを開くと、お前の社会の窓が開く」
男「……」
女「こっちのバルブを開くとシベリアの胸元が開き、こっちのバルブを開くと」
男「……」
女「地面が開き、最終的に私とお前は……」
男「……」ｺﾞｸﾘ

女「お・と・な・り・さ・ん」

20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/07/15(金) 23:23:21.96 ID:6Jw55mF60

稲