【どんぶらこ】素直シュール【シェルタ郎】
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:06:24.78 ID:HHjUytbxi
- 女「突然なんだが。」
男「ん?」
女「・・・。」
男「・・・。」
女「・・・。」
男「・・・。」
女「米。」
男「・・・。」
女「・・・。」
避難所: http://yy27.60.kg/surrealism/
まとめ(初代):http://sur.ifdef.jp/
まとめ(弐代目):http://www41.atpages.jp/surreal/index.php
※リンクにある各サイトも必見です!
Wiki:http://www14.atwiki.jp/gaseousform/
うpろだ:http://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/upup2.html
絵を描いた人はここにうp!
うpろだ(画像以外向け):http://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/upup2_th.html
ツイッター素直シュールBOT:http://twitter.com/surre_bot
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:06:59.23 ID:HHjUytbxi
- 素直シュールとは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%C7%C4%BE%A5%B7%A5%E5%A1%BC%A5%EB
過去ログ
http://www41.atpages.jp/surreal/surlog/
ツンデレ
「別にあなたの事なんか好きじゃないんだから!
な、何笑ってるのよ!!本当だからね!」
素直クール
「君が好きだ。付き合ってくれないか?」
素直シュール
「米………そういえば君が好きだ」
【注意―Warning―】
ここは素直『シュール』スレです。
素直『クール』スレではありません。
書き込む際には確認をお願いします。
女「突然ですまないが君が好きだ」
男「実は俺も…」
女「あ、間違えた」
男「すk…え?」
女「みんなも誤爆には気をつけよう」
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:08:47.83 ID:TBbbjoju0
- >>1
乙米
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:09:23.88 ID:aV0U3Si00
- lw´‐ _‐ノv
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:14:37.51 ID:TBbbjoju0
- 女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「突発的だるまさんが転んだしようか」
男「突発的……?」
女「日常生活の中で、私が突然振り返って「だるまさんが転んだ!」と叫んでどや顔してくるようになる」
男「なにそれ……」
女「怖いならやめても良いぞ」
男「なにそれ……」
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:17:14.22 ID:TBbbjoju0
- 女「ほら! ほら!」
男「……」
女「腋! 腋剃ってきたぞ腋! 今なら剃りたての腋を舐め放題だぞ」
男「……」
女「……」
男「……」
女「駄目か」
男「……」
女「どうすれば許してくれるんだ」
男「……いや、むしろ何故腋を舐めさせれば許してもらえると思ったんだよ」
女「正直すまんかった。あのときは……その、調子に乗っていたというか」
男「……」
女「少しでもお前と二人っきりで居たいという気持ちが暴走したというか」
男「エレベーターのボタン全押しとか引くわ」
女「この通り!」
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:21:44.81 ID:TBbbjoju0
- 女「はっ! よっ」グルグル
男「す、すげえ!」
女「ははは、どうだ?」
男「見事なブレイクダンスだな……どこで覚えたんだ?」
女「ふふふ、聞いて驚くなよ。実は独学で覚えたんだ」
男「へぇー、でも危なくない? 首とか」
女「確かに最初の方は溺れかけたが、」
男「えっ」
女「今となっては生活する上で必須技術になってしまった」
男「……」
女「電気代も浮くし、服を着たまま洗えるというのが素晴らしい」
男「……」
女「ただ脱水はまだ苦手でな……」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:22:25.19 ID:LfPUKxbK0
- いんちょす
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:29:41.63 ID:TBbbjoju0
- 女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「そこに山があるから登るんだ……素晴らしい言葉だな」
男「まぁな」
女「なんというか、深い愛を感じるよな」
男「うん、まぁ」
女「ただ、若干の節操の無さも垣間見えるな」
男「そ、そう?」
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:34:35.84 ID:TBbbjoju0
- 男「そういえばお前って苦手なものとかあったっけ」
女「ははっ、いくらでもあるぞ」
男「ほうほう、参考程度に聞かせてくれよ」
女「……そうだな」
男「……」
女「……」
男「……」
女「例えば」
男「……」ゴクリ
女「脱穀したての御米とか」
男「……」
女「炊飯ジャーを開けた瞬間立ち込める炊き立てご飯の香りとか」
男「……」
女「パラパラの炒飯とか……冬に食べる雑炊とか」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「はよ」
男「えっ」
女「はよ」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:42:02.53 ID:TBbbjoju0
- 夕暮れの帰り道
女「いやぁー、見せたかったなぁ、私の華麗な逆転シュート」
男「小学生に混じってサッカーて……」
女「後半ロスタイム、35-0の中」
男「ちょっと待て、お前どっちだ」
女「35」
男「このクズ!! ドクズ!! 何が逆転だ! とどめじゃねーか!」
女「私の奥義とも言える、本来の二倍回転するオーバーヘッドシュート……!」
男「一周まわって普通のシュートだよ!!」
女「今日のゲームを通じて、ガキ共に社会の厳しさを叩きこめたと思っている」
男「こいつ……」
女「クソガキの涙って、なんであんなに夕日に映えるだろうな?」
男「な、何かされたの……?」
女「田んぼ婆って言われてな」
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:45:56.88 ID:LfPUKxbK0
- >>6
ttp://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/source3/sur0695.jpg
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:49:32.04 ID:TBbbjoju0
- キャーヨーカイワキミセオンナヨー
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 22:52:50.29 ID:HHjUytbxi
- 脇見せ女わろた
脇絵と言えば一昔前にいやなんでもない
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 23:07:50.89 ID:TBbbjoju0
- 稲穂
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 23:12:00.98 ID:iiO/IgrU0
- >>12
GSGS!
いちおつ!
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 23:24:51.80 ID:TBbbjoju0
- 女「くそっ、くそっ、くそっ、くそっ」
男「痛い痛い痛い痛い、脇腹を突くな、痛い」
女「何が急用だ。私と『ちょっと田んぼを見に行く』以上に優先される用事があるのか」
男「だってそっち明らかに死亡フラグだし……なんか爺ちゃんが倒れたっぽいからいかないと」
女「……」
男「……」
女「……いってらっしゃい」
男「分かってるよ。埋め合わせは必ずするから、な?」
女「……」
男「……」
女「分かった。ご飯を口にいれたとき『あれ? いつもよりちょっと柔らかめじゃない?』
と感じても誰も同調してくれない呪いをかけるのはやめておく」
男「……ありがとう」
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 23:43:55.10 ID:TBbbjoju0
- 男「おっ、なっつかしいもんが出てきたな」
男「……」
男「おーい」
女「なんだ」
男「ほら」
女「!」
男「どうだ、埃被ってるけど、まだまだ現役だろう」
女「グローブが二つか。お前と……父親のか」
男「その通り。ボールもある。グローブ二つとボールがあれば、何が出来る?」
女「『あの頃は俺達も……甲子園行くとか言ってたよな』ごっこ」
男「暗っ。あきらかに行けた雰囲気じゃねえだろそれ。現実に打ちのめされた後じゃねえか」
女「スポーツマンシップに乗っ取って、正々堂々と一回戦敗退だ」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 23:48:38.48 ID:+MTRj1ou0
- 女「おおおいいねぇ」
男「うわおまえ何やってんだよ」
女「んぎもぢいいいい」
男「若干引くわ」
女「よし次ぃ」
男「制服濡れてどろどろじゃん」
女「私は稲」
男「んでなにしてんの?」
女「田植え終わったと思ったら一反歩(いったんぶ)植え忘れてたからこうして大地と溶け、混ざり合っているのさ」
男「俺もおまえみたいに気楽に過ごしたいよ」
女「君も混ざるかね?」
男「……遠慮する」
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 23:53:06.00 ID:TBbbjoju0
- :(;゙゚'ω゚'):
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/14(金) 23:59:18.71 ID:HHjUytbxi
- 今夜は静かなもきんだ
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/15(土) 00:02:16.29 ID:EPBTLexe0
- 嵐か吹くぜ
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/15(土) 00:04:39.83 ID:nzsZGuHm0
- 女「男おおおおおおお!!!!」
男「あれ? ヒート?」
女「いや、シュールだよ」
男「うん、朝ごはんにくさや食べた?」
女「いや、シュールだよ」
男「えっあのシュールストレミング? すごいな」
女「臭うかな?」
男「いや、口に着いてる。骨、完全な魚のソレが」
女「おっとうっかりしてた」
男「いったいどうやったらうっかり魚の骨、背骨とそれに付随する小骨が口に着いてる状態のまま普通に過ごせるのか」
女「君に見とれていたんだよ」
男「魚の身はとれていたね確かに」
女「どうしたんだ熱でもあるのか? 君の方がシュールじゃないか」
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/15(土) 00:27:00.16 ID:9aRhQJLH0
- 女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「♪風は 天を 翔けてく ♪光は 地を照らしてく」
男「!」
女「♪人は 夢を 抱く ♪そう名付けた 物語」
男「……」
女「♪行こう arcadia」
男「おおお、それ何の歌?」
女「? ああ、昔、百姓さんが田んぼで転んだときに呟いた歌」
男「確実に違う……何を賭けても良い……絶対に違う」