【彼女の腸内から】素直シュール【脱出せよ!】
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:00:08.72 ID:2+Ow5CoD0
- 女「突然なんだが。」
男「ん?」
女「・・・。」
男「・・・。」
女「・・・。」
男「・・・。」
女「米。」
男「・・・。」
女「・・・。」
避難所: http://yy27.60.kg/surrealism/
まとめ(初代):http://sur.ifdef.jp/
まとめ(弐代目):http://www41.atpages.jp/surreal/index.php
※リンクにある各サイトも必見です!
Wiki:http://www14.atwiki.jp/gaseousform/
うpろだ:http://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/upup2.html
絵を描いた人はここにうp!
うpろだ(画像以外向け):http://www18.atpages.jp/surice/cgi-bin/upup2_th.html
ツイッター素直シュールBOT:http://twitter.com/surre_bot
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:00:40.44 ID:2+Ow5CoD0
- 素直シュールとは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%C7%C4%BE%A5%B7%A5%E5%A1%BC%A5%EB
過去ログ
http://www41.atpages.jp/surreal/surlog/
ツンデレ
「別にあなたの事なんか好きじゃないんだから!
な、何笑ってるのよ!!本当だからね!」
素直クール
「君が好きだ。付き合ってくれないか?」
素直シュール
「米………そういえば君が好きだ」
【注意―Warning―】
ここは素直『シュール』スレです。
素直『クール』スレではありません。
書き込む際には確認をお願いします。
女「突然ですまないが君が好きだ」
男「実は俺も…」
女「あ、間違えた」
男「すk…え?」
女「みんなも誤爆には気をつけよう」
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:01:42.44 ID:olHApl4ni
- いっちおっつ
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:03:01.17 ID:eao0W/ZQ0
- なにこれ
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:05:38.71 ID:2+Ow5CoD0
- 輪投げLV75
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
男「マジでやるの?」
女「ああ、今からあそこの男性が向かい側の女性に愛の告白をする」
男「……」
女「その際に、男の背景から天使が現れ、彼女のハートへ向け矢を放つ」
男「……」
女「そこでさっき購入したこのドーナツを投げ、見事矢がドーナツを通過したら成功だ」
男「難易度半端ないんですけど、これでまだ75なの?」
女「ああ、80以降は矢が目視できないから、見える速さならまだまだ」
男「……」
女「おっ、告白するぞ。ドーナツを貸せ!」
男「……」スッ
女「よし、それっ!!」シュッ
男「どう?」
女「天使の頭に当たった。失敗だ」
男「うわぁ……最悪」
女「大丈夫だ。天使は普通の人には見えん」
男「どういう事?」
女「ただ単に、告白してる男性の背後をドーナツが通過しただけの話だ」
男「うわぁ」
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:11:51.34 ID:2+Ow5CoD0
- 男「……」
女「……」
男「……」
女「……っつ」
男「……」
女「……」
女「……っよし」
男「なぁ」
女「静かに」
男「なあ」
女「ちょっと静かにしろ」
男「俺はお前が俯せに寝転んで欲しいって言うからそうしたよ」
女「今しゃべるな!」
男「なんでひとの背中にトランプタワー建て始めちゃうの」
女「あと一段! あと一段で新記録なんだ」
男「……」
女「もしこれが完成したら、なんでも言う事を聞く」
男「ほんとだな」
女「ただし、もしこれが完成したら動かないでくれ」
男「いつまで」
女「世話は私がする」
男「おおっと腹が滑ったァ」
女「ああああああああああああああ」
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:15:43.28 ID:Uk0HQ24B0
- いちおつ!
いちおつ!!!!
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:17:58.25 ID:2+Ow5CoD0
- 別れ際
プルルルルルル
『一番線より、電車が発車します』
男「じゃあ、俺もう行くから」
女「元気で……必ず会いにきてくれ」
男「ああ、約束する」
女「絶対、絶対だぞ!」
男「勿論だ」
女「男、男……元気で、元気でな!!」
男「ああ。お前も」
『ドアがしまります』 プシュー
女「元気でなー! 元気でなー!!」
ガタン ゴトン ガタンゴトン ガタンゴトン
女「絶対会いにこいよ! 手紙も出せよ! メールも毎晩送るからな!」
ガタタンゴトトン ガタタンゴトトン
――
男「で、結局目的地まで走ってついてきたんだよな」
女「あれは気まずかったな」
男「凄い電車から降りずらかったよ」
女「人生最大の苦笑いだったな」
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:20:46.15 ID:MR6+CM+M0
- おっしゃ!
保守
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:23:38.79 ID:2+Ow5CoD0
- 女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」モゾモゾ
男「……」
女「……くっ」モゾモゾ
男「?」
女「かゆい」
男「かいてやるよ。どこだ」
女「背中の上あたり」
男「このへん?」
女「もうちょい下。くそっ、上着脱いでいいか」
男「えっ」
女「たぶんかゆいところに『ココ』って文字が赤く浮かび上がってると思うんだ」
男「なんでそんな親切な生理機能が」
女「進化の過程で仕方なく」
男「生き物ってすげェ」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:27:11.51 ID:MR6+CM+M0
- なんかから落ちるの待ってて!
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:27:52.43 ID:2+Ow5CoD0
- 男「お前のフリスビー……なんか分厚くね?」
女「そうか?」
男「ちょっと貸してみろよ。うわっ、重っ」
女「結構高かったんだぞ」
男「これいくら何でも重すぎるだろ、何が入ってんだよ」
女「……ごみ?」
男「ごみ?!」
女「いや、家に置いてあるときは勝手に床とか掃除してくれる」
男「へぇ……最近のフリスビーってそういう方向に進化してたんだ」
女「たぶん空飛んでるときも空気中の塵とか吸ってくれてるよ」
男「すげェ」
女「だろう」
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:33:47.51 ID:2+Ow5CoD0
- 女「お前へのプレゼントとして、私を代引きでお前んちに送るから。受け取り宜しく」
男「おっ、押し売り女房?!」
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/10/18(金) 22:34:02.68 ID:MR6+CM+M0
- 女「コタツ出そうかな」
男「いいねー。おまえにしちゃまともな意見だな」
女「コタツといえばみかんだよね」
男「わかってるじゃーん」
女「そして半纏でも着てのんびりテレビを見たいねぇ」
男「まてよ……」
女「どうした私のひたいに手を当てて」
男「いや、平熱か……」
女「あ、分かったぞ。私が普通なことを言うから熱でもあるかと勘違いしたんだろ」
男「ま、まあそうだな」
女「私の平熱は36.2℃くらいだからな」
男「そうか……心配だな」
女「べ、別に看病してくれてもいいんだぞ?」
男「健康なのに!?」
女「いや、熱がある気がしてきた」
男「やめてあなたの場合本当にそうなる」
女「さ、コタツを出そうか」
男「てつだうよ」